どうやって東海地方で展開するか、という前に、私以外の方に体験してもらい、
低温スチームサウナがどう映るのか、聞いてみることにした。
まずは、映像仲間のカメラマン。
私と同い年、今年、すい臓がんが発見され、手術を行った。
今は退院して少しづつ、仕事に復帰している最中だ。
そして、乳がんにかかったのだが手術を拒否、食事管理でがんを克服した方。
現在も、がんは消えていて、栄養士の仕事を続けている。
そして、もう一名は、老人のリハビリ施設を経営している社長。
リハビリ施設との相性が良いと思い、誘った。
lineを入れたら、そのリハビリ施設の社長から、すぐに電話がかかってきた。
「なに宮崎さん、ちょうどサウナをやりたいって思っていたとこだがね。」
まぁ、流行っているということもあるのだが、なんでも友人が
名古屋の千種区のビルの中で、サウナを開業したのだという。
だったら話が早い
ということで、3名全員が入りたいという意向を聞き、ツアーを組むこととなった。
当日、私の都合で星丘駅、コメダ珈琲に集合、出発となった。
道中、各自事項紹介を行い、私から今回の主旨を説明した。
・社長が病気を治すために作ったデモ的なサウナ
・集客は口コミだけ、ネットに書き込み禁止
・来場者の多くはがん患者など、病気の方
名古屋方面から長野に向かうのは、中央道を通常利用する。
この時期、工事に引っ掛かり、案の定、渋滞したが、
早めに出たこともあって、なんとか、到着。
早速、女性からサウナに入ってもらった。
4名くらい入れる個室である。
男女は入れ替え制となっている。
その後、男2名に入ってもらった。
スチームサウナなので、すぐカメラが曇る。
霧の中にいるようである。
おじさん二人の見苦しい写真で恐縮なのだが、
なんとなく、雰囲気が分かっていただけるかと思う。
入室5分過ぎくらいの画像。
左側は、リハビリ施設の社長、すでに汗、べたべたである。
右側は、がん治療中の友人、まだあまり発汗していない。
やはりがん患者は、低体温気味であまり汗が出ないようだ。
15分後、両人とも汗だくとなって退室をした。
「めちゃ気持ちよい、息苦しくないのが良い。長く入っていられる。」
両人の感想であった。