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第4話 がん治療中の仲間に声掛けして、サウナ体験ツアー第一弾

どうやって東海地方で展開するか、という前に、私以外の方に体験してもらい、

低温スチームサウナがどう映るのか、聞いてみることにした。

まずは、映像仲間のカメラマン。

私と同い年、今年、すい臓がんが発見され、手術を行った。

今は退院して少しづつ、仕事に復帰している最中だ。

そして、乳がんにかかったのだが手術を拒否、食事管理でがんを克服した方。

現在も、がんは消えていて、栄養士の仕事を続けている。

そして、もう一名は、老人のリハビリ施設を経営している社長。

リハビリ施設との相性が良いと思い、誘った。

lineを入れたら、そのリハビリ施設の社長から、すぐに電話がかかってきた。

「なに宮崎さん、ちょうどサウナをやりたいって思っていたとこだがね。」

まぁ、流行っているということもあるのだが、なんでも友人が

名古屋の千種区のビルの中で、サウナを開業したのだという。

だったら話が早い

ということで、3名全員が入りたいという意向を聞き、ツアーを組むこととなった。

当日、私の都合で星丘駅、コメダ珈琲に集合、出発となった。

道中、各自事項紹介を行い、私から今回の主旨を説明した。

・社長が病気を治すために作ったデモ的なサウナ

・集客は口コミだけ、ネットに書き込み禁止

・来場者の多くはがん患者など、病気の方

名古屋方面から長野に向かうのは、中央道を通常利用する。

この時期、工事に引っ掛かり、案の定、渋滞したが、

早めに出たこともあって、なんとか、到着。

早速、女性からサウナに入ってもらった。

4名くらい入れる個室である。

男女は入れ替え制となっている。

その後、男2名に入ってもらった。

スチームサウナなので、すぐカメラが曇る。

霧の中にいるようである。

おじさん二人の見苦しい写真で恐縮なのだが、

なんとなく、雰囲気が分かっていただけるかと思う。

入室5分過ぎくらいの画像。

左側は、リハビリ施設の社長、すでに汗、べたべたである。

右側は、がん治療中の友人、まだあまり発汗していない。

やはりがん患者は、低体温気味であまり汗が出ないようだ。

15分後、両人とも汗だくとなって退室をした。

「めちゃ気持ちよい、息苦しくないのが良い。長く入っていられる。」

両人の感想であった。

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