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第7話 サウナ開業者には、厳しい店舗探し

さて、開業にむけて店舗探しである。

不動産業を営む仲間は多数いるのだが、今回は女性向けサウナということで、

おばさん不動産という屋号を持つ、丹羽直美さんに依頼した。

私は、なおみちゃんと呼んでいる。

前職はエステ経営者、その前が薬剤師という異色のキャラである。

彼女は現在、エステや美容院など、

美容に特化した不動産仲介業を行っている。

直美ちゃん ちょっともっている写真

彼女にも事前に一緒に長野に出向いてもらい、

デモサウナに入ってもらった。

体感してもらった方が、店舗の大家などに説明するのが、

スムーズだからである。

コンセプトは、「私が入りたいサウナ」ということで、

自宅の近所で探そうから、始まった。

名古屋市昭和区、駅で言うと、いりなか駅の界隈の物件を依頼した。

以下、条件である。

・サウナ開業可

・2つの部屋と受付を設置できる

・家賃は20万円以内

・駅徒歩10分以内

数日後、1軒の物件が送られてきた。

駅地下で、マンションの一階である。

中々、よいじゃない。

「あのさー、サウナっていうと、家主さん、みんな渋るんよね。

水を使うし、客層の問題とかさ、、、中々、うんって言わないんだよ」

「それは、何となくわかる。

今回は、女性専用って言ってください」

「了解しました」

と、直美ちゃんとはやり取りがあった。

色々、ありがとうございます。

元々、サウナを紹介してくれた澤田さんに電話して、事情を伝え、

内装業者さんをご紹介いただいた。

で、みんなで下見。

そして、簡単に図面を起こしてもらい、ざっくりと見積もりとなった。

さて、開業までのプロセスを書いてみよう。

場所、決定

図面、見積もり

事業計画作成

資金調達(銀行、政策金融公庫 など)

開業相談(保健所、消防局)

人繰り

広告対策

開業

簡単に書いたが、途中様々な交渉事があり、とても遠いのだ。

中でも、保健所と消防局というのは、今まで生きてきた中で、

初めての交渉先である。

次回は、保健所と消防局とのやり取りをお伝えする。

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