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2024年2月3日 ニッポンのイチゴ苗、フィリピンに入る

うちの最寄り駅。
スーツケースの上に、イチゴ苗を置いて出発した。
誰が見ても中には、「温かくなったら問題があるもの」が入っているとわかる。
  
まずは第一関門のセントレア。
フィリピンへの申告表など一式携えた。
日本国内では、検疫所はないので、出国時の検査のみである。
  
出国時、レーンに荷物を上げた時に係官から、「それは何ですか? 」と聞かれた。
隠す気も無いので、「イチゴの苗です」と答えた。
当然、「中を確認させてください」と、言われると思ったのだが、
「分かりました。」とだけ言われた。
  
あらら。拍子抜け。
あっさり第一関門はスルーしたのであった。
  
そしてフィリピンに到着。今回はセブパシフィックエアーで向かったので、
着いたのは、第3ターミナルであった。

アキノ空港は巨大で、第1から第3までターミナルがあるのだが、
つながっていなくて、それぞれが別個で独立しているのだ。
  
入国手続きして簡単な質問に答えたら、「オッケー」と言われ、あっさりと
入国した。

いつも通りの人だかりであるが、、、あれ、検疫所がない。
第1ターミナルには検疫所があったのだが、3にはない。
  
ということは、ラッキー。
もちろん申請書は持っているので、提出するだけなのだが、
無いのなら提出する必要もなかろう。
  
変に声を掛けられる前に、とっとと退散しよう。
SIMカードを現地のモノに取り換えて、セット完了。

GRABでタクシーを呼んで、ホテルに向かうこととした。
  
このGRABというアプリは、かなり便利。
行き先を入力すると、配車されるのだが、瞬時に料金が出るのだ。
  
フィリピンのタクシーは、かなりやばくて。
メーターが無いのもあれば、メーターがあっても無視されて、
高額な料金を請求されることもある。
しかも、車がぼろかったりするのだ。
  
そんな中、GRABが登場。
車もきれいで快適である。

今日はチェックイン後、菊田さんたちと合流である。
ホテルは、マカティー地区のリトル東京の近くである。
  
実は、今回のフィリピン入りのツアーは、菊池さんたちのツアーに合流する
形で参加したのだ。
  
菊地さん一行は、南牧村の村長を筆頭として、
フィリピン実習生を受け入れている農家の人たちが、
フィリピンに戻った実習生との交流が目的のツアー。
  
私はその一員として参加が認められたのである。
  
主催は、(公社)国際農業者交流協会という。
  
その方々と、今から合流してご飯なのであった。
リトル東京の一角の居酒屋であった。

リトル東京 日本的な飲食店で立ち並ぶ
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