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第32話 ニッポンのイチゴ苗、フィリピンに入る 2

今回は、国際農業者交流協会の一員として参加している。
この団体は、日本の農業関係者と海外の農業関係者の間を取り持つ、
交流事業を行っている団体である。
  
マカティー地区の居酒屋で合流した私。
自己紹介とともに、参加できたことの御礼を申し上げた。
  
翌日は日曜日だったこともあり、ホテルの近所のマーケットで朝食となった。

森の中にマーケットがある

 
マカティー地区は日系の会社も多く、日本人が多く暮らしていることもあり、
人気のエリアだ。

めちゃ人がいて、座るところは発見できず。。。。

おにぎりを発見したので、購入することとした。
ニッポンの食べ物は人気である。

なんと、タコ焼き屋があった。
ちゃんとタコも入っていた。こっちの人、タコ食べるんだと感心した。

若干、色が白いのだが、間違いなくタコ焼きである。
手慣れた手つきで作っている、これもニッポンで実習生として学んだ結果、
であろうか。。。

ソースは選べる。ジャパニーズとフィリピン・オリジナル。
私は迷わず、ジャパニーズを選んだ。
何で、フィリピンじゃないかというと、日本との差が分からないからだ。

出来上がったのはこちら。110ペソだから、約300円
日本の半額である。
味は、ほとんど日本のモノと変わらないが、生地が違うためか柔らかかった。

マニラからバギオへ移動。
今回は役所からの招待ということもあり、役所の車であった。

キレイでエアコンも聞いていて、快適である。
いつもは乗り合いのビクトリーライナーという高速バスなので、
雲泥の差であった。

マニラを出る事、2時間あまり。
ランチは、ドライブインでフィリピン料理の店となった、目の前の料理を指定して、
皿にもってもらうビュッフェスタイル。
  
それにしても、どこに行っても人が多い、日本とは活気が違う。

カップ状、山盛りのご飯が、フィリピンの特徴である。
ローカルの日清カップヌードルも買ってみた。
味は日本の方が上だなぁ。なんか、はっきりしない味である。
ちなみに、こちらでの人気カップラーメンは、日本のシーフード味である。
こっちのを食べたら、分かる気がした。
カップ麺、現地化する必要はないと思った。
  
目的地、バギオ、到着。
  
夕方から、日本で実習生として派遣されていた人と、日本で実習生を
預かっていた人との交流会が開かれた。
実習生OB・OGとの歓迎夕食会である。

総勢100名近い人々だ。多さに驚いた。
  
バギオ周辺、トリニダット州から集まったとみられるのだが、
こんなにいるのだと、改めて驚いた。
  
実は、この会にイチゴの苗をプレゼントするイエンさんが
来る予定なのだ。

左側 イエンさん  右側は弟のアロンさん
  
無事、合流し、イチゴ苗を渡すことができた。
私は翌日、州知事との会合に参加するので、植え付け、よろしくお願いします。

この歓迎会、コロナでしばらく途絶えたそうで、久しぶりの開催なのだという。

皆が手にしているのか、長渕剛「乾杯」の歌詞。
何でも締めには「乾杯」を、みんなで歌うのだそうだ。

異国の地で、外人が歌う、乾杯~
彼らの中に、日本という国はどういう風に映っているのであろうか。

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