Facebook経由で、イエンからイチゴ苗の成長ぶりが届いた。
「成長ぶりを写メ撮って送って欲しい」という私の依頼を守っているのだ。
「フィリピン人は、いい加減だとか、適当な人が多い」という人がいるが、
私はそうは思わない、人によると思うのだ。
いい加減な奴は日本にもかなり生息している。
日本とは同じ肥料は入手できないので、彼なりに工夫してやってくれている。
嬉しい限りである。
フィリピンでは牛糞由来の肥料があまり無いみたいで、
鶏由来の肥料となった。
日本の農家曰く、「牛糞のほうが甘みが出る」らしいのだが、仕方ない。
国民食として「唐揚げ」を食べているフィリピン人にとっては、
鶏の方が身近なのであろう。
今回のリポートは、肥料のこともあるのだが、
女峰からランナーが出たというリポートであった。
このランナーというのが伸びて、その先に葉が生まれ、根が出てくる。
それが別の株となってイチゴは増えていくのである。
うまく作ると、1株から20-30もの株ができる。
イエンの畑だけで、200~300株となるので、
来年にはイチゴがかなり取れる予定だ。
もちろん、イチゴにも種はある。
果実部分の粒粒が種だ。
この種を植えておくと、当然、発芽して成長する。
しかし、親とは同じ味にならないのだという。
なので、原則、イチゴはランナーによって増やすのである。
いわば、クローンなのだ。
一方、宝交早生の成長は止まっているという。
やはり環境って影響でかいのである。
まずは、女峰が環境にあっているようで、良かったです。