娘がシンガポールの大学へ行くことになった。
住まいなどリサーチを兼ねて、一度、行こうかとなり、
折角の機会だから、娘にイチゴの産地を見てもらいたいと思い、
シンガポール経由でマニラに行き、産地へ向かうこととした。
直行便は高いので、、、、中国深圳経由で10時間かけて到着。
トランジットは1時間程度だったので、実質直行便とあまり時間は変わらない。
シンガポールは3度目なので、新鮮さはないのだが、
いつ来ても活気があるというか、人が多くて圧倒される。
日本に一番ない部分だなぁと思う。
泊まったホテルが、リトルインディアに近いホテルだったので、
宿泊客の半分くらいが、インド系の人たちであった。
ベーシックは華僑、中国人だが、元々、自国の文化が薄い国だからこそであろう、
各国のエリアがあって、同居している。
他国文化の融合がシンガポールの良さでもある。
そんなホテルの朝ごはんが、こちら。
サラダバー付きのバイキングで、野菜たちは、見た目は普通なのだが、
食べるとうまくない。。。
特にトマトは固くてこんな味だっけというほど、味わいが薄い。
正直、まずい。
日本の甘いトマトに慣れているせいもあるのだが、トマトという味の主張が
皆無なのだ。えぐみだけが残る。
知らずに口に入れられたら、トマトって分からないと思う。
キュウリも同様。
絶対、日本の品種を持ち込んだら大ヒットである。
シンガポールは国土の面積が狭いので、野菜類は全部、輸入しているのであろう。
だったらフィリピンで作って、シンガポールに輸出したい。
飛行機で4時間の距離、十分可能である。
市場調査を兼ねて、スーパーを覗いてみた。
果物のコーナーにはイチゴがあった。
一体、どこから来ているのか。
アメリカがプロデュースして、ヨーロッパ産とある。
なんだこりゃ、、、、、
当然、硬くてまずかった。。。。
こんなんでも売れるんだ。他にないからであろう。
だったらフィリピンでニッポンのイチゴ作ったら、十分戦えるではないか。
いい土産話ができた。シンガポールに立ち寄ってよかった。
娘はシェアハウスに入居する予定。
それは流動性が高いので、入学の直前に探しても大丈夫だと判明。
家賃がめちゃ高いシンガポールでは、そんな感じらしい。
では、娘のシンガポールでの活躍と、フィリピンでニッポンのイチゴを作って、
シンガポールに輸出の前祝で、乾杯であった。