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第51話 シンガポール経由でマニラへ 娘同行篇①

娘がシンガポールの大学へ行くことになった。
住まいなどリサーチを兼ねて、一度、行こうかとなり、
折角の機会だから、娘にイチゴの産地を見てもらいたいと思い、
シンガポール経由でマニラに行き、産地へ向かうこととした。

各国の文化が集まるシンガポール

直行便は高いので、、、、中国深圳経由で10時間かけて到着。
トランジットは1時間程度だったので、実質直行便とあまり時間は変わらない。
  
シンガポールは3度目なので、新鮮さはないのだが、
いつ来ても活気があるというか、人が多くて圧倒される。
日本に一番ない部分だなぁと思う。
 
泊まったホテルが、リトルインディアに近いホテルだったので、
宿泊客の半分くらいが、インド系の人たちであった。
 
ベーシックは華僑、中国人だが、元々、自国の文化が薄い国だからこそであろう、
各国のエリアがあって、同居している。
他国文化の融合がシンガポールの良さでもある。

そんなホテルの朝ごはんが、こちら。
サラダバー付きのバイキングで、野菜たちは、見た目は普通なのだが、
食べるとうまくない。。。

特にトマトは固くてこんな味だっけというほど、味わいが薄い。
正直、まずい。
日本の甘いトマトに慣れているせいもあるのだが、トマトという味の主張が
皆無なのだ。えぐみだけが残る。
知らずに口に入れられたら、トマトって分からないと思う。

キュウリも同様。
 
絶対、日本の品種を持ち込んだら大ヒットである。
シンガポールは国土の面積が狭いので、野菜類は全部、輸入しているのであろう。
だったらフィリピンで作って、シンガポールに輸出したい。
飛行機で4時間の距離、十分可能である。

市場調査を兼ねて、スーパーを覗いてみた。
果物のコーナーにはイチゴがあった。

      

一体、どこから来ているのか。
 
アメリカがプロデュースして、ヨーロッパ産とある。
なんだこりゃ、、、、、
当然、硬くてまずかった。。。。
こんなんでも売れるんだ。他にないからであろう。
 
だったらフィリピンでニッポンのイチゴ作ったら、十分戦えるではないか。

いい土産話ができた。シンガポールに立ち寄ってよかった。
 
娘はシェアハウスに入居する予定。
それは流動性が高いので、入学の直前に探しても大丈夫だと判明。
家賃がめちゃ高いシンガポールでは、そんな感じらしい。

では、娘のシンガポールでの活躍と、フィリピンでニッポンのイチゴを作って、
シンガポールに輸出の前祝で、乾杯であった。

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