イエンからFacebookで連絡があった。
「同じ実習生で日本に行った仲間に、イチゴの苗を渡しても良いか?」
イチゴの親株が育ち始め、ランナーがたくさん出てきたのだ。
もちろん、オッケーである。
その後、ランナーを渡した仲間の写真が届いた。
会ったことがある人と、そうでない人がいた。
このピンクのティーシャツの男には会ったことはない。
この男には会っている。
イチゴのメイン産地であるストロベリー市場の近くの畑の主だ。
一見したところ、イエンの弟に似ているのだが、違った。
会ったことがない男だ。
いずれにしても、次回、トリニダットに行ったら会うであろう。
こうして賛同者が増えていくのは、とても楽しみである。
10年後に産地化に向けて着実に進んでいるかと思っていた。
しかし、悲劇が襲った。洪水である。
雨季と乾季の2つの季節しかないフィリピン。
雨季の今、大量の雨が4日続いたという。
ネットに上がった画像である。
この場所は、イチゴのメイン産地、観光客がイチゴ狩りを楽しんでいる場所。
イチゴは、ほぼ水につかっていた。
農家2人目、赤いシャツの彼の畑はこの中である。
一方、イエンの畑はというと、、、
もちろん、無傷ではなかった
その後、4日ほどで水は引いたというが、イチゴはどうなのか。
イエン曰く、「いつものことだし、イチゴは強いから大丈夫」という。
それにしても、不思議なのは高原なのに洪水が来ることだ。
なんでだろう、、、、
また行ったときにでも聞こう。