~ フィリピン向け日本のイチゴの輸出が解禁 ~
なんてこった。
フィリピン向け日本のイチゴの輸出が解禁 だと。
12月13日、私の記事がネットにどう表示されているか、
確認しようと、
「フィリピンでニッポンのイチゴを作ろう」と検索したら、
発見したのが、下記の記事。 農水省発であり、間違いない。

元々、フィリピンにニッポンのイチゴが輸出できないという理由で、
現地でイチゴを作る、という処からの出発であった。
まさか、解禁されるとは。
頭の中が一瞬、真っ白になった。
どう受け止めて良いのか、しばし、考えた。
なぜ、よりによってピンポイントでイチゴがフィリピン。
イチゴならフィリピンではなく、シンガポールの方が高値で売れるはずだ。
まるで、私がやっていることを狙い撃ちしたかのようである。
なぜ、フィリピンなのか、理解できない。
このまま行くと、今月15日から輸出解禁となっているので、
私たちがフィリピンで作っているイチゴより、
早くフィリピン市場に出回ることとなる。
私たちのフィリピン産ニッポンイチゴのライバルが、日本の農家になるのだ。
現状をいえば、味では到底勝てない。
価格では安価で出せるであろう。
勝負は価格のみ。
日本産の本物と、フィリピン産のペチ物の勝負である。
まさか、こんなことになるとは、夢にも思わなかった。
トリニダットの現地の農家、イエンにメールした。
「価格では私たちの方が有利だから、問題ないのではないか」
と返信がきた。
まぁ、その通りなのであるが、勝負はふたを開けてみないとわからない。
良かったことは、解禁ということは、市場のニーズがあるということである。
では、どこの産地がフィリピン市場を狙っているのか、調べなくては。
私は栃木が怪しいと思っている。